
本を読んだときの印象は、いつ、どこで読むかによって大きく変わると思います。晴れた日の公園のベンチで読んだ本と、家族が寝静まった夜に布団のなかで読んだ本では、同じ文章でも受ける印象が異なることでしょう。
『別冊ブックレットホン 夜と本』では、「夜」をテーマにしたエッセイや日記に加え、本屋とほんの店主が「眠りにつくまで」「眠れない夜」などのシチュエーション別におすすめする本の紹介文を収録しています。読むほどに、夜に本が読みたくなる一冊です。
また、小川未明の短い童話「月夜と眼鏡」も収録。月夜の晩、おばあさんのもとに現れたメガネ売りと、美しい少女が織りなす幻想的な物語です。
表紙イラストはハザマチヒロさんが手がけています。本書をきっかけに、読み終えたあと、夜空を見上げたくなるような本に出会っていただけると幸いです。
【目次】
なおむ 「ささやかな響きを」
ゆい奈 「おやすみ、またね、またあした」
眠りにつくまで
眠れない夜の
夜更けに読みふけ
小川未明 「月夜と眼鏡」再録
古井フラ 「夜の青空」
翼木空人 「夜の往還」
【取扱店】
『別冊ブックレットホン 夜と本』本屋とほん以外でもこちらで販売していただいています。
(品切れの場合もありますので、在庫状況は各書店にお問い合わせください)
・アトリエ日々
・ごーすと書房
・1003
・ヌリタシ
・ビーナイスの本屋さん
・古本屋ワールドエンズ・ガーデン
・本屋 title
・ほんの入り口
(五十音順)
お取り扱店も募集中です。お気軽にお問合せください
【発行情報】
発行:本屋とほん
仕様:A5判/中綴じ/28ページ
(表紙:カラー印刷/本文:リソグラフ印刷・1色刷り)
表紙イラスト:ハザマチヒロ
デザイン:南賢一(NOY DESIGN)
本文印刷:古本屋ワールドエンズ・ガーデン
発行日:2024年12月22日
本体価格:700円+税

【ブックレットホンとは】
本屋とほんでは特集と連載ページで構成された『ブックレットホン』というZINEシリーズを刊行しておりました。『別冊ブックレットホン』では連載ページはなく、単独で長く楽しめる内容にリニューアルしています。
『別冊ブックレットホン 私と本』(2024年2月刊行:在庫僅少)

『ブックレットホン 創刊号 奈良と本』(2017年2月刊:品切)
『ブックレットホン2号 椅子と本』(2017年9月刊)
『ブックレットホン 3号 空と本』(2018年2月刊)

